Back to All Messages
2022/04/10 創世記3章20〜4章26節「罪びとに、救いの道を創造される神」
桜井知主夫
日曜礼拝
,
4月10日 日曜礼拝メッセージ
創世記3章20〜4章26節
罪人に、救いの道を創造される神
創世記の粗筋
1〜3章:天地創造と人間、アダムとエバ
4章:カインとアベル
5章:アダムの歴史
6〜9章:ノア
10章:ノアの息子たちセム、ハム、ヤペテの歴史
11章:バベルの塔とセムとテラの歴史
12〜23章:アブラハム
24〜26章:イサク
27〜35章:ヤコブ
36章:エサウ
37〜48章:ヨセフ
49章:十二人の息子・部族たちへ、ヤコブの預言
50章:ヤコブの死とヨセフ
50章のうち47章は、救いの道について
Ⅰ.人間が、神から離れることを選んだ(最初の3章)
Ⅱ.神は、その人間がご自分との愛する関係に戻って来るための救いの道を創造された(47章)
20〜21節
エデンの園、神との交わりから締め出される人
Ⅰ.神は、エバが子どもを産むようになると予告された(1:28、3:16)
Ⅱ.アダムは、妻の名をエバと呼んだ
A.彼女がすべて生きている人間の母であったから
B.つまり、アダムは、神のことばを信じた
Ⅲ.神は、人間の恥を覆うために、動物を犠牲にされた
A.アブラハムも、イサクも、ヤコブも、モーセも動物を犠牲にした
B.それは人間の罪を、動物の血によって覆って、神との交わりを保つためだった
Ⅳ.最終的に、キリストが罪を覆うために十字架で血を流して死なれた
A.アダムは、取ってはならない善悪の知識の木から実を明確に選んで盗んで食べた
B.イエスの隣で十字架にかけられていた強盗は、イエス・キリストの血によって罪を赦された
22〜24節
エデンの園、神との交わりから締め出される人
Ⅰ.そもそも、人間は神の形に創造された(1:27)
Ⅱ.しかし、一つ神が許されなかったのは、人間が善悪を自分勝手に決めること
Ⅲ.しかし、エバとアダムが、その命令を破ったので、神は次のように言われた
A.われわれ(父・子・聖霊)のように、自分たちの判断で善悪を決めるようになった
Ⅳ.いのちの木から取って食べないように
A.神が決められた善悪に従えない者が永遠に生きるというのは破壊的
B.そんな者が永遠に生きないようにエデンの園から、アダムとエバを追放された
C.アダムは、自分が取り出された土を耕すようになった
Ⅴ.ケルビム(ケルブの複数形)がエデンの園を守るようになった
A.輪を描いて回る炎の剣を置かれた
Ⅵ.黙示録でいのちの木について次のように言われている
A.2章7節では、エペソの教会に対して次のように、キリストは言われた
1.勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにある木の実を食べさせよう
B.22章14節では、すべての人に対して次のように言われている
1.自分の着物を洗って、いのちの木の実を食べる権利を与えられ、
2.門を通って、都に入れるようになる者は幸いである
4章1〜5節a
カインとアベルを通して見えるキリスト
Ⅰ.アダムとエバに子どもができた
A.カインとは、私は彼を「得た」という意味
B.もしかしたら、この子が、悪魔の頭を踏み砕くと考え期待したかもしれない
C.しかし、この子は悪魔と同じ人殺しだった
D.悪魔の頭を踏み砕く者は、さらに何世代も先に現われるイエスを待たなければならなかった
Ⅱ.それから、エバは、弟アベルを産んだ
A.アベルは羊を飼う者となった
B.そしてカインは、父親と同じ土を耕す者となった
Ⅲ.アベルは正しい捧げ物をした
A.羊の初子の中から最良のものを、自分自身で持って来た
B.主は、アベルとその捧げ物に目を留められた
C.モーセは、イスラエルの民がエジプトを脱出する時に、小羊を捧げるように指示された
D.しかし弟アベルが捧げた小羊が、遠い将来に、悪魔の頭を踏み砕くイエスを指し示していた
E.イエスこそが、罪を取り除く神の小羊だった
Ⅳ.受難週が始まります
A.この小羊こそが、悪魔の支配から私たちを自由にされる方
1.私たちの罪のために、苦しまれ、打ち傷を負い、十字架で血を流された方
Ⅴ.カインの捧げ物には、目を留められなかった
A.地の作物から捧げ物を持っていった
1.初物とは書いてない
2.最良のものとも書いてない
B.カインは、神への捧げ物について自分勝手に考えて、自分の方法で捧げた
1.結果として、自分の考えの「捧げ物」を神に押しつけることになった
5節b〜7節
カインの罪
Ⅰ.自分の捧げ物に目を留められない神に対して、カインはひどく怒った
A.ケルビムのところへ捧げ物を持って行ったのかもしれない(出エジプト25:10〜22)
B.神は、モーセにケルビムの模型を作るように言われ、そこで会見すると言われた
Ⅱ.カインは、顔を伏せた
A.神に対して、コミュニケーションを拒んでいる状態
Ⅲ.神は、そんなカインに対してあわれみ深い
A.なぜ憤って、顔を伏せているのかと尋ねられた
B.正しく行っているなら問題ないはずでは?
1.彼は、自分のやり方を神に押し付けた
2.初物でもなく、最良のものでもなかった
C.ごめんなさいしなさい、の状況だった
1.しかしカインは、それを拒んだ
2.神よりも自分が正しいとして、自分の非を認めなかった
3.アベルが神に受け入れられたことに対して、嫉妬を燃やした
4.嫉妬を燃やし、殺意を抱くほど苦くなっていることを正当化した
5.その背後にあるのは、自分の誇り、プライド
6.自分が妬むのは、自分が悪くない、アベルが悪く、自分は正しい
7.アベルの捧げ物を受け取られた神が悪い
a)カインの父親アダムの言い訳:「この女が悪く、この女を造った神が悪い」
Ⅳ.神は、そんなカインに、その罪を治めるように言われた
A.神は、カインを愛して、直接アドバイスされていることに着目する必要がある
8〜12節
罪と呪いの因果関係
Ⅰ.しかし、カインは、弟アベルに話しかけた
A.野に行こう
B.そして誰も見ていないところで、アベルを殺した
1.それまで、人間は死を体験したことがなかった
2.それまで、殺人を犯したことはなかった
Ⅱ.そしてヤハウェは、言われた、「あなたの弟アベルはどこにいるのか?」
A.カインは「知りません」と答えた
B.さらに「私は弟の番人でしょうか」と口答えをした
Ⅲ.カインは、霊的に嫉妬した
A.キリストの半兄弟ユダは次のように言っている(ユダ11)
1.カインの道
a)つまり、自分には理解できないことを馬鹿にして口汚く罵る
b)善悪の判断ができない動物のように本能・欲求によって動く
B.主イエスの半兄弟のヤコブは次のように言っている(ヤコブ3:14〜15)
1.心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば誇ってはいけません
2.真理に逆らって偽る(偽装する)ことになります
3.そのような知恵は、神からではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属する
Ⅳ.神は、弟の血が流された土地が、神に叫んでいると言われた
A.その土地は呪われている
B.土地を耕しても、その土地はあなたのために力を生じない
C.カインへのさばき
1.あなたは地上をさまよい歩く、さすらい人になる
2.あてもなくさまよう人
Ⅴ.キリストが、十字架の木にかけられて、呪われたのは、私たちを祝福するため
A.キリストは、十字架の上で、あなたと私のために呪われた
B.それは、私たちが祝福されて、神との愛する関係の中に迎え入れるため
13〜16節
カインをあわれむ神
Ⅰ.神はあわれみ深い方
Ⅱ.カインは、自分が犯した罪の重大さに、やっと気がつく
A.怒っている時は、その重大さに気がつくことができなかった
B.しかし、怒りが冷めた時に、ことの重大さに気がついた
Ⅲ.私を殺す、誰が?
A.アダムとエバは、二年ごとに子どもが生まれた可能性は大(5:2)
B.カインとアベルは、100歳ほど離れている可能性がある
C.アベルの代わりにセツが生まれた(4:25)
1.セツが生まれたのは、アダムが130歳(+30代)の時
2.それまでに、エバは多くの子どもたちを生んでいる
3.130年も経てば、七十人ほど生まれた子どもたちが、孫を生んでいる
D.ノアの洪水で、上の水の膜が地上に落ちて来るまでは、宇宙からの放射線を遮っていた
1.人間の体も、新陳代謝が活発で、平均で900年生きることができた
Ⅳ.カインがさすらうときに、そこで出会う者たちが、カインを殺すかもしれないという恐れ
A.自分が殺されるというトラウマにハマっている
B.その恐れが、自分の原動力になっている
Ⅴ.神は、そんなカインに親身になって、守ろうとしている
A.カインを殺す者は、七倍の復讐
Ⅵ.キリストは、七を七十倍するほどに赦しなさいと言われた
A.神は、モーセに次のように言われた
1.「復讐してはならない、自国民を恨んではならない」(レビ19:18)
2.「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」
B.ペテロは、七回赦しますと言ったことに対して、キリストは
1.七を七十倍するまで赦しなさい、と言われた
2.つまり、完全に赦しなさいと言われた
17〜24節
カインの系図
Ⅰ.カインから6代目のレメクの子孫
A.音楽の才能を持った人々が出た
B.青銅と鉄のあらゆる道具の鍛冶屋の能力を持った人々が出た
Ⅱ.七倍と、七十七倍の復讐
A.カインから6代目のレメクは、カインは七倍の復讐だが
1.私には七十七倍の復讐があると、自分で宣言した
B.レメクは、すでに人を殺しているだけでなく、それを誇っている
1.そして自分のやったことの言い訳をするために、開き直って自分の立場を正当化した
2.正当防衛であることを強調して、神のことばを待たずに、自分の言葉で粉飾した
25〜26節
神の民の系図と、神の御名ヤハウェを呼ぶ人々
Ⅰ.アダムは、さらにエバとの間に子どもを産み続けた
A.エバは、アベルの代わりにセツという息子を得た
B.この時、彼は160歳くらい
C.カインとアベルの間は、100歳以上
Ⅱ.2年間にひとりの子どもを産めば、この時すでに70名以上の人間がいる
A.セツの系図が大切
B.聖書は、人間のすべての系図を記録しない
C.セツからノア、ノアからセム、セムからアブラハム、アブラハムからダビデ、そしてイエス
D.70名の最初頃の子どもたちは結婚しているから、さらに人間は増えている
E.ノアの洪水で、上の水の膜が破れる前だから、人間の身体も900歳まで生きれた
罪が、人間の内側に広く深く浸透する
Ⅰ.悪魔の罪は、高慢の罪(1テモテ3:6)
A.自分を神と同じポジションに据えたいという欲求によって、高慢になった
Ⅱ.エバは、悪魔に惑わされ(誤魔化され)て、神から目を離して魅力的な罪に目を留めた
A.善悪の木の実を取ってはならないという、たった一つの命令に従えなかった
B.悪魔との会話の中で、神は意地悪ではないかという疑いが入った
1.悪魔と会話をしてはならない、悪魔はあなたと私を惑わす(誤魔化す)から
2.もしそのような状況に追い込まれた時は、神のことばでだけ応答する
3.キリストが、模範を示されたように
C.そして神から目を離し、魅力的な罪に目を留めてしまった
1.美味しそう
2.美しい
3.神のように賢くなりそう
4.自分で何が善いか悪いかを決める
Ⅲ.アダムの罪は、神の意志と真逆を、わざと選んだ罪
A.神と一緒にいるよりも、エバと一緒にいる方を選んだ
B.彼は悪魔に惑わされなかった、彼は自分の意志でわざと罪を選んだ
Ⅳ.カインの罪は、自分の落ち度を認めずに、弟を妬んだ罪
A.自分は、神に対して、最良の捧げ物をしなかった
B.神は、最良のものを捧げたアベルの捧げ物に目を留められた
C.そして罪が入り、自分でコントローして怒りを治めることを拒んだ
Ⅴ.レメク
A.自分で、人を殺したことを正当化して、神のようになって、自分が裁判官になった
B.そして、自分で法律を作って、自分のやったことを正当化した
Ⅵ.罪は、どんどんとひどくなり、人間が神に取って代わって裁判官になった
A.自分の悪を、自分勝手なルールを作って正当化するようになった
1.国連
悪魔の頭を踏み砕くキリスト
キリストのかかとに噛みつく悪魔
Ⅰ.罪を始めた悪魔の頭を踏み砕いて、この支配を終わらせるのはキリスト
Ⅱ.悪魔は、キリストを十字架へと追い込んで、かかとに噛み付いた
Ⅲ.しかし、神は、このキリストを死者の中から、三日後によみがえらせた
Ⅳ.そして、死に勝利された
A.私たちも、このキリストにあって、神との関係が回復する
B.この方を信じれば、神との関係は死ぬことはない

