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2019/06/30 へブル3章1節4章11節「人の安心vs神の安息」
桜井知主夫
日曜礼拝
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6月30日 日曜礼拝メッセージ
ヘブル3章1〜4章11節
人の安心vs神の安息
ヘブル人への手紙のあらすじ(塊と小見出し)
Ⅰ.私のアウトラインは、全体を5つに分けました
A.1章1〜3節のタイトルは「今現在、父なる神は、御子によって語られる」
B.1章4〜4章13節のタイトルは「御使いでなく、他の誰でもなく、キリストを信頼する」
1.1:4〜14は、神としての御子イエス
2.2:1〜18は、人間としての御子イエス
3.3:1〜4:11は、人の安心vs神の安息
C.4章12〜10章39節のタイトルは「新しい契約の大祭司キリスト」
D.11章1節〜13章19節のタイトルは「信仰によってキリストに応答する」
E.13章20節〜25節のタイトルは「励ましの祈りと挨拶」
この手紙を書いた動機と目的
Ⅰ.この手紙は、ユダヤ人のクリスチャンに向けて書かれました
A.「昔、先祖たちに」(1:1)
Ⅱ.長年にわたり、約1000年、ユダヤ人たちは古い契約に親しんできた
Ⅲ.彼らは、古い契約から新しい契約に移る過程を体験した
A.これは混乱の過程だった
B.旧約を無視するのではないが、旧約を無視せずに新約を受け入れるバランスを探していた
C.パウロは、律法を守ると幸せになる旧約は新約の鍵である信仰に移るための養育係だったと言っている
D.ユダヤ人のクリスチャンも、旧約と新約の関係を理解できないでいた
Ⅳ.この手紙は、イエス・キリストは、天使や預言者や過去の啓示以上に優れていることを明らかにしている
Ⅴ.キリストは、律法を壊しに来られたのではなく、律法を完成しに来られた(マタイ5:17)
A.わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません
B.廃棄するためではなく、成就するために来たのです
Ⅵ.この手紙は、最も組織的・体系的に(つまり全体が網羅され整理整頓されて)、神の教えを伝えている
A.異邦人に対しては、ローマ書が、最も全体を網羅し整理整頓して、神の教えを伝えている
Ⅶ.この手紙は、イエス・キリストという方を立体的に麗しく伝えている
A.この方こそ、私たちが信じ、信頼する大祭司であることを明らかにしている
Ⅷ.ユダヤ人のクリスチャンにとって、この手紙は、旧約と新約の橋渡しの役割を担っている
ユダヤ人クリスチャンたちの抱えた問題
Ⅰ.ユダヤのコミュニティの指導者は、キリスト教を益々カルト(反社会的宗教団体)と見なすようになった
Ⅱ.それに伴って、ユダヤ人社会からクリスチャンに対しての迫害が激しくなった
Ⅲ.その迫害を和らげるため、ユダヤ社会に迎合するためにユダヤ教色を強める者たちが現われた
A.あまり目立って、ユダヤ人社会の中で浮いた存在になりたくなかった
B.パウロは、ペテロの変わり様を次のように表現している
1.あなたは、自分がユダヤ人でありながらユダヤ人の様には生活せず異邦人の様に生活していた
2.それなのに、どうして異邦人に対して、ユダヤ人の生活を矯正するのか?(ガラテヤ2:14)
C.しかし、ヤコブのもとから来たユダヤ人クリスチャンは、ユダヤ人の様に生活していた
1.彼らが、ペテロたちにプレッシャーをかけ、異邦人のクリスチャンにもプレッシャーをかけた
2.ユダヤ人の様な生活をする様にプレッシャーをかけた
3.しかし、元はと言えば、彼らがユダヤ人社会に受け入れられるのが目的
4.自分たちの判断と行為を正当化するために、他者にも自分の妥協点を押し付けた
Ⅳ.同様の人たちが、大勢ユダヤ人の中には存在した
A.この様な人たちに向けて手紙を書いている
B.つまり、ユダヤ社会のプレッシャーに負けて、ユダヤ人の様に生活する様になったユダヤ人信者
C.その人たちが、自分たちが負けただけならまだしも、他のクリスチャンたちにもプレッシャーをかけた
1.自分たちと同じ様になることを強制し始めた
2.そのようなユダヤ人クリスチャンはガラテヤまで出かけて異邦人にもプレッシャーをかけた
D.つまり自分が間違っているのに、その間違いを広めて自分たちを正当化しようとした
1.赤信号みんなで渡れば怖くない
2.それでも赤信号を無視すれば交通事故は起こる
E.同様に、霊的な赤信号を無視すれば滅びてしまう
Ⅴ.この手のメシアニックジュウが、他のクリスチャンに、さらなるユダヤ化を広めようとした
A.それはユダヤ社会に迎合するため、ユダヤ社会の指導者たちの迫害から自分を守るため
Ⅵ.この手紙は、ユダヤ化のどこが間違っているかを明らかにするために書かれた
A.キリスト教は、ユダヤ教の流れから結実しました
B.しかし、キリスト教は、ユダヤ教以上のものです
Ⅶ.これは神の新しい契約なのです
A.ユダヤ教迎合しユダヤ教化したユダヤ人クリスチャンを修正するために手紙を書いた
B.彼らの影響を受けた異邦人クリスチャンを修正するために書いたのがガラテヤ人の手紙です
1節
大祭司であるイエスのことを考えなさい
Ⅰ.そういうわけ? どういうわけ?(2:16〜18)
A.主は、御使いを助けるのではなくアブラハムの子孫を助けてくださる
1.これはこのままユダヤ人に当てはまる
2.一方で、異邦人の信仰者にも当てはまる
a)信仰による人々こそアブラハムの子孫だと知りなさい(ガラテヤ3:7)
B.神のことについてあわれみ深い忠実な大祭司となるために主はすべての点で兄弟たちと同じになった
C.それは民の罪のために、なだめがなされるため
1.つまり罪の赦しがなされるため
D.主はご自身が試み(誘惑)を受けて苦しまれたので、誘惑を受けている者たちを助けることができる
Ⅱ.天に呼ばれた聖なる兄弟たち
A.自分たちの力では、絶対に天に行くことはできなかった
B.しかしキリストが、私たちが天に行けない原因である罪を十字架で負ってくださった
1.そのキリストを信じたのが唯一の理由で、天に呼ばれる
Ⅲ.私たちの告白する信仰の使徒
A.アポストロン=遣わされた者
B.ヨハネによる福音書では、主イエスは遣わされたと明らかにされている
1.神は、実に、その一人子をお与えになったほどに世を愛された
2.それは御子を信じる者が一人として滅びることなく、永遠の命を保つため
3.神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく御子によって世が救われるため
C.以上の目的で遣わされた方
Ⅳ.大祭司であるイエス
A.神を代表して神のことばを宣べ伝える
B.人間を代表して神の御前に出る
C.大祭司の業務内容
1.年に一度の贖いの日の祭り「贖罪日=ヨム・キプール」に神殿の奥に入る
2.そして人々の罪のための生け贄を捧げる
D.この大祭司は、私たちの罪を許すための完全な生け贄として、ご自分を捧げられた
Ⅴ.この方、イエス・キリストのことを考えなさい
2〜6節
雇われた召使いvs愛されている御子
Ⅰ.召使いモーセ
A.召使いジョーク
1.主人が、雨の日に傘をさして、草花に水をやることを召使い命ずる話
2.僕(召使い)を信頼して金庫も含めた家中全部の鍵を預ける主人の話
3.お金は、良い僕(召使い)だけど、残虐な主人
B.この召使い、モーセは家全体に対して忠実だった
1.家であるイスラエルの人々に殺されそうになっても神に従った
Ⅱ.御子イエス
A.この方はご自分を立てた方に忠実
Ⅲ.家よりも家を建てる者が大きな栄誉を持つ
A.家を建てるイエスは大きな栄光を受けられるのにふさわしい
Ⅳ.家を建てる者よりも大きいのは父なる神
A.家の部材を無から造られたは父なる神
Ⅴ.モーセは雇われた召使いとして神の家全体に忠実だった
A.その理由は、のちに語られることを証するためだった
Ⅵ.一方で、キリストは御子として神の家を忠実に治められる
Ⅶ.もし私とあなたが、確信と希望による誇りを終わりまで持ち続けるなら、私たちが神の家
A.キリストを信じ、信頼し続けるなら、私たちが神の家、教会、キリストのからだ
Ⅷ.神の召使いモーセは、律法を取り次いだ
A.人々は、律法を通して神と関わるようになった
1.人々が、律法を守る程度が良い場合は、神との関係は良好
2.人々が、律法を守る程度が悪い場合は、神との関係は悪い
B.しかし、神は私たちに律法を守る成績によって、神との関係が上がり下がりするのを望まれない
1.このような関係では、どうしたらルールをしくじらないで守ることばかりを考える
2.どうしたら、ルールの抜け穴を見つけることに熱心になる
3.どうしたら、最低でも天国に行くにはどうしたらいいかを考える
Ⅸ.一方で、神が望んでおられるのは愛する関係
A.愛の対象である父なる神のそばにどうしたらさらに近づけるかを考える
B.どうしたら愛の対象である父なる神を喜ばせることができるかを考える
C.御子を与えるほどに愛してくださった、父なる神にしがみついて助けを求めたい
D.父なる神のさらに近くに一緒にいたい
Ⅹ.私は、神の雇い人、僕、召使いよりも、神に愛されている子どもとして迎え入れていただきたい
A.もちろん、私たちはキリストの召使いであるのも事実
B.しかし、それ以上に、聖霊によって神のことを「アバ父よ」と呼ぶ
1.その時に、父なる神のことを「ご主人様」とは呼ばない
7〜11節
神の声を聞くなら心を頑なにしてはならない
Ⅰ.聖書を通して、神の声を聞くならば
A.聖書が、他の何よりも、はるかに神の声を聞くことができる
B.だから聖書を読む必要がある
Ⅱ.聖霊は、詩篇の作者を通して、神のことばを吹き出された(詩篇95:4〜11)
A.エジプトから連れ出してくださった神を疑った
1.そもそも、奴隷の労働条件が厳しく、彼らは苦しみのあまり声をあげた
2.彼らの苦しみの声を聞かれたので、神は彼らを解放するためにモーセを派遣された
3.それにもかかわらず、荒野で喉が渇くと不平不満を言った
a)神が私たちを連れ出したのは、この荒野で私たちを殺すためだ!
b)神は救おうと、多くのしるしや不思議をもって彼らを導いている
c)幕屋の上には雲があり、夜には、その雲の中に火の柱が立った
B.神を信頼するのではなくテストし続けた
1.こうしてくれれば、やってもいいよ、だからやってごらん
2.紅海は渡ることができるようにしてくれたけど、それだけではにわかには信じられない
3.エジプトの軍隊を全滅させてくれたけど、それだけではあなたを信じることはできない
4.毎日の生活が苦しんだから、あなたを信頼することはできない
C.しかし神を信頼すれば、40日で約束の地に入っていた
D.しかし彼らは、常に迷っていた
1.神の声は、何度もモーセを通して語られていた
E.しかし、彼らの心は頑なになった
Ⅲ.神の怒り
A.荒野で滅びた世代は、神の怒りを引き起こした
B.私は、神を怒らせたくない
C.神を怒らせるのは
1.不信仰の心を持つと怒らせることができる
2.神の知識に欠けると怒らせることができる
D.聖書から神のことばを学ぶのはとてもとても大切なこと
E.聖書を通して、神を知れば知るほど、神を信じ信頼しやすくなる
12〜15節
罪に惑わされて心が頑なにならないように
Ⅰ.神を知ることをやめないように
Ⅱ.神を信じない、信頼しない心にならないように
Ⅲ.そして、次の段階に進んで、生ける神から離れることのないように
Ⅳ.いつも「今日」と言われる間に、毎日お互いに励まし合うように
A.明日に延期しない
B.罪に惑わされて、心かが頑なにならないように
1.罪に自分を明け渡すと、心が神に対して鈍感になり頑なになる
2.神を信頼して従うことなんかどうでもよくなる
Ⅴ.キリストに預かる者
A.キリストの苦しみ
B.キリストの死
C.キリストの復活
D.キリストの昇天
Ⅵ.この確信を最後まで保つとキリストに預かる者となる
Ⅶ.今日、御声を聞くなら、キリストに対して心を頑なにしてはならない
3章16〜4章9節
信仰による安息
Ⅰ.モーセは、彼らを約束の地に引き入れることはできなかった
A.それは彼らの心が神を信頼せず、神から離れるほど心かが頑なになったから
B.だから彼らは神の安息には入れなかった
Ⅱ.私たちクリスチャンは、神の安息に入れるように
Ⅲ.福音を聞かされている私たち
A.彼らも神を信頼すれば、約束の地に入れた
Ⅳ.彼らは、頻繁にモーセから神のことばを聞いていた
A.しかし、彼らは神のことばを信じず信頼しなかった
B.信仰によって神のことばを自分に結び付けられなかった
Ⅴ.だから彼らは安息には入れなかった
Ⅵ.神は6日間創造の働きをして、7日目に休まれた
Ⅶ.神が働かれて、エジプトから約束の地までヘブルの民を連れて行かれる
A.しかし彼らは神を疑い続けた
B.それで神は彼らをご自分の安息には入れないと決められた
Ⅷ.安息には入れなかった理由は、彼らの不信仰と不従順だったことがわかる
Ⅸ.長い年月の後に、ダビデを通して詩篇で「今日、み声を聞くなら心を頑なにしてはならない」と言われた
Ⅹ.ヨシュアは彼らを約束の地に導いたが、ダビデはヨシュアのことを言ってるのではない
A.その後に登場する神の民について話している
B.安息の休みは神の民のために残っている
4章10〜11節
完成された神のわざの上で休む
Ⅰ.神が6日かけて全宇宙を創造されたのち、7日目に休まれた
A.この6日間の創造の働きは完璧だった
B.そこで休まれた
Ⅱ.同じように、私たちはキリストの完成された働きの上に心を休める
A.ヨハネ19:30
B.完了した
C.私は自分の力で救いを得ることはできない
D.キリストは、救いを完成されて休まれた
E.私も、キリストが完成された救いに心を休める

