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2022/09/11 創世記27章「神は約束したら必ず実現される」
桜井知主夫
日曜礼拝
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9月11日 日曜礼拝メッセージ
創世記27章
神は、約束したら必ず実現される
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今日のポイント
Ⅰ.神は、約束したら必ず実現される
Ⅱ.人が肉の力で、神の願いを叶えようとすると争いが起きる
Ⅲ.神の願いには興味はないが、祝福だけには興味がある
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1〜4節
イサクの不従順
Ⅰ.神は、リベカを通して、兄が弟に仕えると約束された
A.これは神の決定であり、人間がこの決定を変えることはできない
Ⅱ.それなのに、イサクはエソウを祝福しようとした
A.イサクは、自分の死期が近いと思った
B.リベカに与えられた預言について聞いていたはず
C.イサクがエサウを好きだった理由は、彼がアウトドア派で、狩猟が得意だったから
1.自分の好物を食べられたからかもしれない
2.そこからエサウの価値観が醸成されていったのかもしれない
a)つまり、自分の狩猟の才能が、父親に受けられた
b)父親は、彼の獲物を料理して食べるのを喜んだ
c)自分の力、能力、肉体の満足、これが彼にとって大切になった
d)神が大切にしておられた長子の権など、空腹の時には役に立たない
3.神の価値観よりも、自分の価値観を優先することに良心が痛まなかった
D.イサクがエサウを祝福するために
1.イサクは、自分を励まし正当化するネタが必要だった
a)それが、エサウに狩猟による自分の好物だった
2.エサウの狩猟の才能は、ヤコブよりも優っていた
3.だから、大好きなエサウを祝福したい
4.それによって、自分も恩恵に被っていたから
Ⅲ.しかし、神の計画は明らかだった(ローマ9:10〜16)
A.生まれる前から、神は、ヤコブを選んでいた
B.それでも、イサク、リベカ、ヤコブ、エソウともども、神に逆らった
Ⅳ.私たちも、神の計画と決定に逆らうことがある(ローマ9:19〜24)
A.神の計画には逆らえないのですね!それなら、なぜ責めるのですか?
1.だって、生まれる前から決まっているなら、エサウには責任がないのでは?
2.神であるあなたが決めたんですから、出来高レースでしょ
B.あなたがこんな私にしたのに、私には責任がないのでは?
C.陶器を作る者は、同じ土の塊から、尊いことに用いる器も作る権利も持っている
D.しかし、もし神が、言い逆らう者に対して怒りを燃やしているのに関わらず
1.滅ぼされるべき怒りの土の器にすぎない私たちを豊かな寛容を持って忍耐していたら
2.神が、あらかじめ用意されていたあわれみの器に対して豊かな栄光を知らせる
a)神の栄光のために
3.もしそうなら、もはや出来高レースとは言えない
a)なぜなら、人間に選択肢が与えられたから
b)人間の意志によって決める自由が与えられたから
4.このあわれみの器は、ユダヤ人だけではなく、異邦人の中からも召された
5.つまり、キリストの新しい契約によれば、エサウでさえ選ぶ自由が与えられている
a)イスラエルを虐げたニネベの人たちでさえ救われた
b)キリストは、ヨナのしるし以外には与えられないと言われた
c)つまり十字架と復活以外には救いはないと決定されている
E.神のこの決定、つまりキリストを信じる者にあわれみを施すと決められた
F.この神の決定を、人間が変えることはできないし、人間が助けることもできない
1.この福音は説得力のある知恵のことばによって行われない(1コリ2:1〜5)
2.この福音の宣教は、聖霊と神の力によって行われる
3.それはあなた方が持つ信仰が人間の知恵に支えられず、神の力に支えられるため
4.だからパウロは、十字架につけられたキリスト以外には知ることはないように決めた
G.人間は、神の決定を手助けすることはできない
1.逆に、神が、ご自分の決定に従う人間を、ご自分の力で助けられる
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5〜27節
不従順から、オレオレ詐欺を考え出したリベカ
Ⅰ.リベカも、神には約束を実現することができると、信頼しなかった
A.イサクの人間臭い決定を耳にしたリベカは、人間臭い作戦を立てた
1.ヤコブ(押しのけ屋)をエサウ(毛深い)に仕立てる作戦
Ⅱ.彼女は自分の力で、神の約束を実現しようとした
A.サラも、自分が神を助けなければと考えた
1.それでイシュマエルが生まれてしまった
2.彼と、彼の子孫(アラブ人)はすべての国々に、特にイスラエルに敵対する
Ⅲ.ヤコブも、神の約束を信じなかった
A.母親の陰謀に加わった
B.母親と共謀して、自分たちの惨めな小細工で、神の約束を実現しようとした
Ⅳ.20節で、ヤコブは「神まで動員して、オレオレ詐欺を成功させようとした」
A.ここまで来ると、神は悲しまれる
1.「わたしはやっていない!」と、天使たちに仰せられた
Ⅴ.イサクは、なんとなく違和感があった
A.彼は、疑ったので、さらなる確認作業に入った
Ⅵ.リベカは、エサウの晴れ着をヤコブに着せた
A.ヤコブは、ヨセフを溺愛したので、彼に晴れ着を着せた
1.晴れ着は、兄弟たちの中でリーダーを意味する
2.そこで、他の兄弟たちは、激しく嫉妬した
3.イサクは、この晴れ着を大好きなエサウに与えていた
a)しかし、長子の権利は、ヤコブがスープと引き換えに奪い取った
4.リベカは、エサウの匂いが染みついている晴れ着をヤコブに着せた
Ⅶ.27節で、イサクは「わが子のかおり」と無邪気に喜んでいる
A.「主が祝福された野のかおり」
1.神は、ヤコブを祝福されると決めている
2.「主が祝福された家のかおり」が正解
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5〜26節
悪い手段で、神の約束を実現するのはダメ
Ⅰ.恵みが増し加わるために、罪の中にとどまるべきでしょうか?
A.絶対にそんなことはありません(ローマ6:2)
B.罪に対して死んだ私たちは、なおもその中に生きるのはない
Ⅱ.残念なことに、この考え方を肯定している教会が現在一定数ある
A.手段が悪くとも、結果オーライならいいじゃないか
B.嘘をついても、神が願っておられることが実現するならいいじゃないか
1.それが法律に触れたとしても、神に栄光が帰るならいいじゃないか
2.それが少々不正であっても、神のためになるならいいじゃないか
Ⅲ.サラもリベカも、神の約束が実現するように、自分のアイデアで神を助けた
A.サラは、エジプト人ハガルを、アブラハムにあてがった
1.しかし、神は、サラの助けを迷惑に思われた
2.そして、その後、イスラエルの子孫とイシマエルの子孫との間では争いがあった
B.リベカは、神を信頼せずに、自分の策略に頼った
1.そこで、ヤコブとエサウとの間に殺意まで引き起こす争いが勃発した
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13節
呪いは自分に、祝福は子に
Ⅰ.リベカはヤコブが大好きだったので愛情を注いだ
Ⅱ.リベカは、神から「兄が弟に仕える」とのことばをいただいていた
A.それならば、人間の彼女が、神を助ける必要はなかった
B.神は、ご自分の約束されたことを、人間の助けを借りずとも必ず実現される
Ⅲ.リベカは、この謀略のための責任を負うと決めていた
A.しかし、神は、人が他者を騙すとことを、どんな時も正しいとはされない
1.オレオレ詐欺によって、神の祝福の御計画を助けることはできない
Ⅳ.リベカは、大好きな息子ヤコブを祝福したいというお思いがあった
A.大好きな息子への愛情(ストラゲオー)のゆえに、呪いを受ける覚悟だった
Ⅴ.一方のキリストは、私たちを神の愛(アガペ)で愛しておられるので、呪いを受けられた
A.キリストは私たちのために呪われた者となった(ガラテヤ3:14)
1.木(十字架)に掛けられた者は、誰でも呪われた者
2.律法の呪いから救い出すため
a)神からルールを与えられても自分の力ではできない
b)できないから不健全な状態に陥る
①自分を責めるか
②できているように見せかけるか(パリサイ人)
3.キリストはこの呪い悪循環から救い出すために十字架にかかられた
B.アブラハムへの祝福が、異邦人に及ぶため(ガラテヤ3:15)
1.キリスト・イエスにあって、異邦人に及ぶ
2.アブラハム、イサク、ヤコブ、それから異邦人に及ぶため
3.聖書は、そのことを前(四千年前)から知っていた(ガラテヤ3:8)
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28〜29節
神の予告と祝福
Ⅰ.イサクの預言
A.神はお前を物質的に祝福される
B.国々の民はお前に仕える
C.兄弟はお前を伏し拝む
D.兄弟たちの主となる
E.お前を呪う者は呪われ、お前を祝福する者は祝福される
Ⅱ.神のリベカへの預言
A.兄が弟に仕える
B.つまり、イサクの祝福はすべてヤコブに行った
C.うまく行ったが、神の御心を損ねた
Ⅲ.アサ王の場合
A.若く実力がないときに、大きな試練が襲った
1.そのときは、神に助けを求めたので、神が勝利を与えられた
B.王になってから36年後に、再び中くらいの試練が襲った
1.そのときは、自分の力と知恵で対処方法を企画し、神に助けを求めなかった
C.それが神の御心を損ねた
1.神はご自分に頼る者を捜しておられる
2.彼は、神の御前から退けられた
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30〜40節
神の願いは欲しくないけど、祝福は欲しい
Ⅰ.イサク戦慄する
A.リベカを通して、神が予告されたことが実現した
B.自分もどこかで、神に逆らっていることを知っていた
C.パウロの聖霊による解説(ローマ9:10〜16)
1.イサクによって妊娠したリベカ
2.子どもたちが生まれる前に、神の選びが確定していた
3.それは善も悪も行なう前のことだった
4.それを決められたのは神だった
5.神には不正は絶対にない
6.神はリベカに「兄は弟に仕える」と言われた
7.「わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ」と書いてあるとおり
a)わたしはエサウを憎み、彼の山を荒れ果てた地とした(マラキ1:3)
b)わたしはヤコブを愛した(マラキ1:2)
8.神はモーセに「わたしは自分のあわれむ者をあわれみ、慈しむ者をいつくしむ」
9.したがって、事は人間の願いや努力によって成るのではなく
10.事はあわれんでくださる神によって成る
D.イサクは自分の願いを通そうとして、神に跳ね返された
1.しかしリベカが正しかったのでも、ヤコブが正しかったわけではない
2.神はリベカの手助けなど必要とされていなかった
Ⅱ.神が価値を置かれることには、まったく興味を示さないエソウ
A.長子の権利は、神が決められたこと
B.しかし、エサウは、それに対してまったく興味を示さなかった
1.それどころか、スープ(食事)という肉欲と引き換えにしてしまった
Ⅲ.しかし、神の祝福だけは欲しいエサウ
A.これは典型的な世の中の態度
1.信仰と商売繁盛
2.信仰を利得の手段とする者には、争いがついてまわる(1テモテ6:5)
a)旧統一教会=世界平和統一家庭連合
b)仏と孔子とキリストの像が立つ、キリスト教ではない
B.神々から祝福だけは欲しいが、神が願っておられることには興味がない
1.自分の欲求を、神に叶えて欲しい
2.自分のやりたいことだけを、神に助けてほしい
Ⅳ.悔い改めなかったエサウ
A.エサウは、泣いたけれど悔い改めなかった
B.祝福が得られないことに対して泣きわめいた
C.しかし、神が価値を置かれていることを無視した
D.つまりエサウは、神の人間に対する願いに対して悔いたのではない
1.まったく悪いと思っていない
D.だから、エサウは退けられた
E.このような心のままだったので、心が変えられる余地がなかった
F.もし、神が価値を置かれていることを無視したことを悔いたのだったら事情は変わった
1.もし、神の願われていることを無視したのを悪いと思ったのなら、神は罪を赦された
Ⅴ.40節の「お前が奮い立つなら、お前は彼のくびきを自分の首から解き捨てる」
A.これが実現したのが、ヘロデ王一族によって
1.彼らは、イエス・キリスト当時のガリラヤの領主
B.彼らは、エサウの子孫、エドム人の末裔
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41〜45節
横取りヤコブに殺意を抱くエソウ
Ⅰ.イサクが死んだなら、そのときにこの復讐をしてヤコブを殺す
A.しかし、イサクはここから藁に43年も生きることになる
Ⅱ.自分の心が、神から遠く離れているのが、そもそもの敗因なのにも関わらずヤコブを憎んだ
A.自分の悪さに気がつけないエサウ
B.常にアングル、狙いがあるヤコブ
C.最悪の化学反応
Ⅲ.オレオレ詐欺の首謀者リベカの刈り取り
A.ヤコブは、ハランの地へ逃亡する
B.彼は、800キロ離れた地で、20年間を過ごすことになる
C.リベカは死んだ
D.彼女が大好きだったヤコブに二度と会うことはできなかった
E.神が告げられたことを、神にお任せすれば、こんな顛末にはならなかった
Ⅳ.神の御計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益とされる
A.神は、この人間臭いオレオレ詐欺の中でも働かれた(ローマ8:28)
B. 神の御計画を実現するために、人間の惨めな仕業を善に変えられた
C.ここでも、ご自分の約束通りに、ヤコブが増えるようにされた
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